青汁新聞【ケールの成分や効果、レシピなどを紹介】

南国中央病院・副院長 速瀬啓純(はやせよしずみ)先生のコラムや遠藤青汁の新商品、ケールを使ったレシピなどを紹介しています。

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【青汁新聞 No.83】 平成23年(2011)2月1日 「遠藤青汁はいつ飲むのが良いか」

投稿日:2017年9月26日 更新日:

【青汁新聞 No.83】
平成23年(2011)2月1日

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医療現場からのメッセージ
「遠藤青汁はいつ飲むのが良いか」

〈私がお伝えします〉
南国中央病院・副院長 速瀬啓純(はやせよしずみ)先生

私は今年の誕生日で55歳になる。20年前の私は身長177㎝、体重68㎏でBMI(=体重[㎏]÷身長[m]÷身長[m]で体格指数と言い、世界中で用いられる肥満の尺度であり、23以上25未満を過体重者、25以上を肥満者と定めている)は21.7であった。ところが、その後の7年間で74㎏となりBMIが23.6で過体重者の仲間入りをしてしまい高コレステロール血症という生活習慣病も発症してしまった。
現代人は無意識にではあるが、ストレスを食で解消している人が多い。私も例外ではなく10時頃に帰宅すると1時間以上かけてお腹いっぱいに夕食を摂ると入浴してバタンキューで就寝していた。それに加えて中年の仲間入りをしつつあって基礎代謝が下がって来ていたことが原因であった。
これでは人様の健康を守る仕事を続ける資質に乏しいと考えて、体重の増加を止める工夫を始めた。それは食事の際に食卓の野菜から食べること、初夏から晩秋はところてんをまず食べてから食事に入ることであった。(ちなみに、色々なところてんを試したが高知市の横山麺業の鰹だしベースのところてんが飽きが来ずに続けられた。)こうして私の体重増加は止まった。原理は簡単で先に胃に入った植物繊維が炭水化物や脂質をくるんで吸収を抑えてくれるからである。そして現在の私は身長176㎝、体重68㎏でBMI21.9となっている。また、当直や会合などのない日は7時30分には帰宅している。
その後、何年か経ってある医学雑誌にいくつかの大学附属病院の肥満外来では食事の前にお茶碗一杯の千切りキャベツを摂ってもらっているという記事を読んだことを憶えている。また、その頃にメタボリックシンドロームの概念が世の中に広まった。
私が外来診察で、高血圧、糖尿病、高コレステロール血症、そして高尿酸血症(痛風)、脂肪肝などの生活習慣病を持った患者さんに食事の最初に食卓の野菜をまず食べるようにしっかりと指導を始めたのもこの頃であった。これを継続して実践して下さる方は本当に効果が認められ生活習慣病の処方薬が減った方も多い。
従って青汁も食前や食中に飲むことが推奨される。青汁の原料のケールには油に溶けるビタミンAや水に溶けるビタミンB、Cが豊富に含まれており食前や食中に飲むことによってそれらの吸収をしっかりとしたものにし、加えてその繊維で炭水化物や脂質の吸収を抑えたいものである。

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〈今季のひとこと〉
ジャングルの 虫喰い葉にて 生きのびし
(医学博士 遠藤 仁郎 著 「あおむしのねごと」より)

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「第2回 健康座談会」(遠藤青汁・愛媛販社)

10月20日『青汁開眼の日』を記念し、東京第一ホテル松山にて、「健康座談会」を開催致しました。18名の参加者をお迎えして、青汁の歴史及び現代における青汁の必要性について、遠藤治郎博士に質疑応答を織り交ぜてご説明して頂きました。
まずは書籍や参考資料を使った解説。資料に沿って、解りやすくお話して頂きました。
そして、青汁で乾杯の後は、お食事をしながら和やかな雰囲気の中で、事前に寄せられた質問に対する回答や解説。愛飲者が準備した資料を基にした質問にも丁寧にお答え頂きました。
遠藤博士の説明は解り易いと好評。機会があれば、是非参加してみてください。

●参加者の声
・書籍をテキストとして青汁健康づくりについて解説して頂いたので分かりやすかったです。又、愛飲者の質疑応答も参考になりました。ありがとうございます。
・楽しい会食と、実り多いお話を聞かせて頂き、ありがとうございました。

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青汁仲間、大集合!「あおじら〜広場」

2011年が明け、早くも2月。年初は大雪で交通も麻痺したり、帰省されていた方は影響なかったでしょうか。
さて、今回のクロスワードにもたくさんのメッセージをいただいていました。その中から今回は2つご紹介したいと思います。

・・・

台風が来なくて良かった。生の葉っぱが食べられなくなると思って心配していました。良かった 良かった。(高岡郡・K様)

今年は夏の暑さで作物も夏バテで大変でしたね。10月は時々お休みがありましたが、とても誠実味を感じました。いつも原料がある方がおかしいですよね。原料にごまかしがない証拠です。末長く社員の皆様も頑張ってほしいです。どうぞよろしくお願いします。(木田郡・O様)

〈編集人〉K様、O様、お便りありがとうございます!そして昨年、原料ケールの不作時には製造をやむなく見合わせる事態があり、ご愛飲者の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしました。

・・・
毎日配達させて頂いている青汁は、原料を加工して保存したりは一切しておりません。収穫してすぐに製造した生の青汁が一番身体に良いという考えだからです。したがって、夏は涼しい高所、冬は暖かい近辺の契約農家様に時期をずらして一年中栽培していただいております。しかし最近の気象の変化は予測不能な事も多く、充分な量の原料を確保できない場合がまれにございます。
そのような不測の事態に備えるべく生産量の見直しなど積極的に行っておりますので今後ともご理解とご協力をお願いいたします。

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「椿き家」さんのこだわり豆乳が、遠藤青汁高知センターで販売中!

「これぞ豆乳!!」
1袋(180cc)135円(税込)

[低温度殺菌]低温度殺菌(95℃55分)レトルトや超高温殺菌を行わない為、飲みやすい豆乳です。
[成分無調整]国内産丸大豆を使用。脱皮加工大豆を使用せず胚芽に含まれる栄養素を大切にしました。(イソフラボン・サポニン)
※冷蔵商品ですので、牛乳と同じようにお取り扱い下さい。(要冷蔵)

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●豆乳鍋の作り方
寒い冬には、あったか〜いお鍋!作り方もカンタンです♪

材料(4人分)
【豆乳鍋のスープ】
・「これぞ豆乳!!」 3袋
・だし汁 3カップ
【具材】
白身魚・鶏肉・豆腐・長ねぎ・白菜・にんじん・きのこ類などお好みで。

作り方
(1)全ての材料をお鍋に入れる。
(2)コンロの火にかけて、ひと煮立ちさせる。
(3)具に火が通ったら出来上がり!ポン酢などをつけて食べてね。
(4)シメは、ご飯を入れて雑炊や、うどんを入れてもおいしい♪

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