【青汁新聞 No.46】
平成13年(2001)7月1日
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青汁に豊富に含まれるビタミン・ミネラルはなぜ必要か!?
(写真/nirohakase.jpg)
●私たちの栄養の欠陥
私どもが健康である為にも、また病気を治す為にも「よくバランスのとれた完全な栄養」が大切であることはよく知られています。
さて、この「よくバランスのとれた完全な栄養」とは、どういうものでしょうか。栄養学は、普通、下の表のように教えています。しかしこれは、せめてこれくらいはあってほしい、という程度のことで、けっして完全なものではありません。理想的には、カルシウムやビタミンはもっともっと多いほうがよいと考えられています。
しかし、実際私ども日本人のとっている習慣的平均食は、熱量たんぱく質は十分、むしろ多すぎるくらいに対し、カルシウムやビタミン類は、はなはだしく不足しているという大変かたよった、つりあいの悪い食べ方になっています。
進歩した医学のおかげで寿命は延びましたが、本当に元気で天寿を全うする人は決してそう多くはないのも、もとはといえばこうした栄養のアンバランスにあると考えられます。
●これを機械にたとえてみましょう
私たちの体が機械だとすると、これを動かすもとの燃料が、熱量素(糖質、脂肪、たんぱく質)。機械の消耗を補い組み立てるための材料が血や肉になるたんぱく質、骨や歯になるカルシウムです。そして、カルシウムをはじめとする各種ミネラル類は、各種ビタミン類とともに熱量やたんぱく質の体内処理(代謝)をよくする成分(代謝素)、つまり機械を運転し、燃料を燃やす為の空気、運転を能率良くする為の潤滑油にあたるものと言えます。
潤滑油であるカルシウム、ミネラル類が十分豊富にあると、燃料は完全に燃えるからそれだけ少なくてすみ、カスのたまりも少ないわけですし、機械の運転は円滑で、すりへりは少なく、長持ちします。
しかし、現在の習慣食のように、カルシウムやビタミン類が不足していると、潤滑油がきれているため、燃料は不完全にしか燃えず、燃え方が悪ければ燃料をたくさんいれなければ、必要なだけの馬力は出すことができません。
そうすれば燃えカスもたまり、能率は悪くなるのです。それを無理やり動かせば摩擦が強く、機械は早くすりへり、熱をもち、ついには火花を出してこわれてしまう。無理がかさむと、私達の体はしだいに弱くなり、抵抗力は減りすぐに病気になり、早く年をとるという結果になります。
もうお分かりですね。青汁のケールには他の野菜とは比べ物にならないほどのビタミン、カルシウム、ミネラルが豊富に含まれています。「よくバランスのとれた完全な栄養」を摂取して夏の暑さに負けない体作りをはじめませんか。
(参考文献「青汁と健康」)
遠藤青汁180中(2本分)に含まれる主な栄養素/一般的にいわれるバランスのとれた栄養(1日あたりの摂取量)
熱量…72キロカロリー/2,000〜2,400キロカロリー
たんぱく質…7.0g/70〜80g
カルシウム…405g/0.8〜1.0g
ビタミンA…5,940国際単位/4,000〜5,000国際単位
ビタミンB1…0.27mg/1.0〜1.5mg
ビタミンB2…0.58mg/1.0〜1.5mg
ビタミンC…225mg/40〜50mg
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青汁 ちょっとひとくふう
(写真/kale_img2.jpg)
暑〜い夏を青汁パワーでのりきろう!今回はおいしい青汁の飲み方を大公開しちゃいます!
いつもご愛飲いただきまして、ありがとうございます。
さて、いつも飲んでいただいてますおなじみの青汁ですが、季節によって味がすこぉし変わっている事にもうお気付きでしょうか?
当社の青汁は、畑より無農薬栽培で育てたケールの葉を毎日その都度収穫し、新鮮なままジュースにして、一本一本皆様のお手元にお配りしています。
ですから、当然その季節ごとに味のほうも変化しているんですね。
なかでも、夏は四季のうちでもどちらかといえば青臭みが強く、夏の暑さに負けないよう、葉も繊維が硬くなっていますから、ドロッとしている日が多く、幾分飲みにくい季節といえるのかもしれません。
また、どうしても飲めなくて苦労している、子供さんにも飲んでもらいたい!そんなお客様の声にお答えして、今回はご愛飲者の皆様からオススメの飲み方をいくつかご紹介していただきまして、試飲してみました。
●遠藤青汁高知センターのオススメはこの飲み方!
青汁で元気で賞
「青汁スペシャル」香川県在住 掘家様
青汁を飲み始めて5〜6年、なんにきいてるか分かりませんが元気だねえといわれます。毎日1本会社でストレートで飲んでいましたが、最近は自宅に持ち帰り、自称「青汁スペシャル」にして飲んでいます。
●材料および作り方
青汁1本に対して、黒ごまきなこスプーン1杯、牛乳2分の1カップ、ハチミツ少々をよく混ぜる。(黒ごまきなこは1袋5百円くらいで市販されています。)
●飲んでみた感想
・きなこが入るので、少し飲みにくくなるかなと思ったけど、黒ごまきなこ自体の匂いで青臭さがまったく無く、飲みやすかった。
・おいしい!青汁とは思えないほど!美容にもよさそうですね。
※こんな意見もありました。
・香ばしくておいしいけど、作るのに手間がかかりそう。
いかがでしたか?ごまに含まれる抗酸化成分には、活性酸素を取り除く働きがあり、老化やガン、腎障害、動脈硬化などの生活習慣病を防ぐといわれています。特に、紫外線による肌のシミ・シワ・ソバカスにも効果的とか。一方、青汁のケールは、ビタミンAやビタミンB1、B2、ビタミンCなどのビタミン類の他、カルシウムやリンなどのミネラルも豊富に含まれているスーパー野菜です。上手に取り入れて夏を乗り切ってくださいね!
夏にグッドで賞
「トマト青汁」
●材料および作り方
青汁1本に対して、市販のトマトジュース50ccくらいを混ぜ合わせます。
●飲んでみた感想
・青汁の繊維感が感じられず、現在飲んでいる方でもいけるんじゃないでしょうか。
・さらっとした感じで割と飲みやすい。トマトの酸味とあいますねえ。
ただ、トマトジュースが嫌いな方はやっぱりダメでしたとの感想でした。トマトもケールには劣りますが、ビタミンAやCを多く含む緑黄色野菜で、鉄分の吸収をよくするクエン酸の働きが胃液の分泌を促して食欲を増進させる働きがあり、これからの季節、疲労回復、夏バテ防止に一役かってくれそうですね。
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ケールとっておき簡単レシピNo.2
「ケールのむしパン」
(写真/recipe2.jpg)
高知市在住 加賀野井宏美様のアイデア
見た目にもグリーンがきれいなケール入り蒸しパンは、お味噌が臭みを抑えてくれて、甘すぎずお子様からお年寄りまで大喜び!3時のおやつにいかがですか?
材料(アルミカップ6個分)
【A】
遠藤青汁 1本(90cc)
卵 1個
砂糖 60g
白みそ(甘口) 大さじ1
【B】
小麦粉 140g
ベーキングパウダー 小さじ1と1/2
レーズン 適量(1カップに6〜8粒)
アルミカップ8号 6個
作り方
(1)レーズンは、ほこりを取り除くため熱湯にさっとくぐらせ、ざるにとる。【B】の小麦粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておく。
(2)ボールに【A】をいれて泡立て器で材料が均等に混ざるようにしっかり混ぜ合わせたら【B】を加え、軽く混ぜ合わす。
(3)沸騰した蒸し器にアルミカップをならべ、(2)を入れ、上にレーズンをのせる。
(4)12分くらい蒸すとできあがり。
※レーズンのかわりに、さつまいもを小さく切り、(水にさらしておく)のせてもよい。