青汁新聞【ケールの成分や効果、レシピなどを紹介】

南国中央病院・副院長 速瀬啓純(はやせよしずみ)先生のコラムや遠藤青汁の新商品、ケールを使ったレシピなどを紹介しています。

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【青汁新聞 No.61】  平成17年(2005)4月1日  添加物の有害性を青汁が抑制

投稿日:2017年9月26日 更新日:

【青汁新聞 No.61】
平成17年(2005)4月1日

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添加物の有害性を青汁が抑制

●高校生研究結果 専門家も評価
青汁や、ヨーグルトが食品添加物の有害性を抑える働きがあるという研究結果を、なんと福山市西深津町の福山暁の星女子高校生たちがまとめた。
「エコクラブ」というチームを組んだ生徒たちはウニの胚を使った独自手法で実験。専門家も成果を評価している。
実験は2004年3月と7月、生徒23人が実施した。調査対象はハムの発色剤などに使われる亜硝酸ナトリウムと、過剰摂取すると有害なこともあるビタミンC。それぞれを薄めた溶液に、青汁やヨーグルトを混入。溶液にウニの胚を入れ、発生異常の度合いを26時間観察した。
亜硝酸ナトリウムは18時間で85%のウニに異常が起きた。同じ条件で少量の青汁を加えた溶液のウニは22時間経過しても正常だった。ビタミンC濃度0.025%の溶液も、青汁を混ぜると、26時間後の発生異常率が9割以上低くなったとのこと。
自然の恵みが、人間が作り出したものによる害を抑制する・・・ということについて、改めて考えさせられました。
また、これからの日本を担う若い世代が、こういった食に関心をよせていることはとても心強いものです。

●食品添加物ってなあに?
食品添加物とは、食品の品質を高めたり、保存性を良くしたり、よりおいしさを演出したりする為に添加されるものです。また、それ自身のみで食品として通常食べられることはなく、食品を製造、加工する際、いろいろな目的で食品に添加されるものです。
食品衛生法では、食品の製造過程で、または食品の加工、保存の目的で食品に添加したり混和したりして使用するものと定義されています。わが国では戦後、食品添加物(以下、添加物)の安全性確保のために世界に先駆けて指定制度をとりました。従来は、添加物として指定されなければ使用できない合成添加物と、ある程度自由に使用できる天然由来の添加物とに大きく分類されていましたが、1996年の法律改正により両者の区別がなくなり、現在ではすべての添加物が指定制となっております。

〈豆知識〉
●亜硝酸ナトリウム
慢性毒性、発ガン性。魚卵、魚肉、食肉に含まれるアミンを胃のなかで結合し、ニトロソアミンという発ガン物質に変化する。ハムやソーセージの色調・風味を改善。

●ビタミンC
ビタミン類は酸化防止剤としての使用が多い。ボトル入りのお茶類、入れないと保存中に色が変化する。新鮮な野菜や果実に多く含まれ、欠乏すると壊血病を起こす。ただし昨今のサプリメントブームで過剰摂取も問題に。

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われらあおじら〜!!スペシャル
「青果の堀田さんインタビュー」

一歩店内に入るとフルーツの甘〜い香りにつつまれて思わずニッコリ。こちらは高知市永国寺町にある、「青果の堀田」さん。高知でもこだわりの果物を扱っていると有名なお店です。こちらのオーナーの堀田昌也(まさなり)社長は当社青汁愛飲歴なんと24年!今では社員さんも一緒に毎日4〜5本のお届けをさせて頂いてます。
今回、堀田社長にお話をうかがいました。

【遠藤青汁】青汁を飲み始めたきっかけを教えてください。
【掘田社長】私の亡くなった母は民間療法の「西式健康法」というのをやってまして、私も小さい頃から健康に関しては気をつける習慣がありました。その、健康法の中に「青汁」が入ってましたので、20歳の頃からずっと続けてのんでますね。
【遠藤青汁】「西式健康法」ですか?
【掘田社長】体本来の治癒力を高めるというのが目的で、例えば毎日肉の3倍の野菜を食べる。とかですね。昔は青汁も自宅で作って飲んだりはしていたんですが、手間もかかりますしね。生の青汁を毎日宅配してくれるということで、飲み始めたんです。そういえば丁度東京から一流のシェフが当店に来店された時、青汁が届いたんですね、そのお客様が「生のフレッシュな青汁!すごいね、高知にはこんなものがあるんだね。」とたいそう驚かれて帰られましたよ。(笑)
【遠藤青汁】20歳から飲んでいらっしゃるということは・・・現在44歳?にはとても見えませんよね。
【掘田社長】(笑)ありがとうございます。
【遠藤青汁】青汁を飲んでいらっしゃって、体の調子はいかがですか?
【掘田社長】ずっと飲んでますからどこがどうなったって言えないんです。(笑)今のところ何もない(不調がない)のが効果じゃないでしょうか。
【遠藤青汁】最後に一言お願いします。
【掘田社長】野菜って苦いとか青くさいとか言われますが、本来はその苦さや青くささを楽しむものが野菜なんです。最近では栄養価の少ない野菜の方が消費者に受けて、食卓に並ぶ傾向にあるようです。青汁も季節の香りや味を楽しんで飲んでもらったらうれしい。
【遠藤青汁】堀田社長、今日はどうもありがとうございました。
【掘田社長】ありがとうございました。

(写真/61_hotta1.jpg)

堀田社長(写真左端)と社員の皆さん
「お客様が厳しいから、美味しいものしか置けないんですよ。」という通り、そのこだわりに「果物を贈るんだったら堀田さんでないと」というお客様が多く、県内外から県外への贈答用の注文がほとんどだという。
その徹底ぶりは、まず、厳しく選び抜かれた果物を市場より仕入れ、さらにお店でより分けて、合格したもののみを「堀田」という名前を刻印した箱に入れられて商品となる。さらに発送時に箱に入れる「往復はがき」によって顧客からの声を拾い、お客様が気に入らなかった場合は送り直しはもちろんのこと、そのときに送った果物の生産地、生産者、収穫日なども全てデータとして残しているとのこと。全国の一流シェフ、プロ中のプロからの支持も多い。
ちなみにこの新聞が発刊される4月以降は「小夏」や、「小粒完熟のトマト」などが最盛期でオススメ。

・・・

青果の堀田 (有)堀田商店
〒780-8790 高知県高知市永国寺町2-8 TEL.088-872-2177 FAX.088-875-4506
(写真/61_hotta2.jpg)

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お手紙紹介
大阪府河内長野市・稲葉 茂子様 からのおたより

私は今年で91歳です。誰もが91歳には見えないと言ってくれます。それというのも、青汁を毎日頂いているお陰と思います。息子も毎朝、食卓の上に置いてくれます。
これからも毎日飲んで、100歳を目指して行くつもりです。

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