青汁新聞【ケールの成分や効果、レシピなどを紹介】

南国中央病院・副院長 速瀬啓純(はやせよしずみ)先生のコラムや遠藤青汁の新商品、ケールを使ったレシピなどを紹介しています。

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【青汁新聞 No.65】 平成18年(2006)8月1日 「日本食は健康食」

投稿日:2017年9月26日 更新日:

【青汁新聞 No.65】
平成18年(2006)8月1日

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「日本食は健康食」

〈日本は世界一の長寿国といわれている。〉
最近、健康な長寿を支えるのは伝統的な日本食であるとする専門家の指摘が注目されています。そして野菜や果物のとり方が長寿の秘訣ともいわれています。

●野菜や果物が長寿の秘訣
京都大学大学院の家森幸男教授(人間環境学研究科)は、世界25カ国、58地域で、食生活と健康・長寿の関係を調査してきたそうだ。その結果、食事内容やとり方が長寿と短命の分かれ目になると報告している。
報告によると、長寿で知られる地域では、野菜や果物を非常によく食べているという。
なぜ野菜や果物が長寿食の最大公約数なのか?それはケールにも豊富に含まれるカリウム、食物繊維、ベータカロチンを摂取することにあるようだ。
家森教授は、野菜や果物に含まれる栄養成分のカリウムと食物繊維は、食塩の害を減らすのに有効だという。食塩の過剰摂取は、高血圧や脳卒中、胃がんなどの原因とされる。野菜や果物を食べてカリウムを多く摂取すると、血液中に吸収されたあと、腎臓から尿の中に排せつされていく。このとき、食塩の成分であるナトリウムを一緒に体外に連れ出してくれる。
食物繊維は、胃や腸では消化されないため「腸の掃除屋」として知られるが、便として排せつされる際、やはりこちらも消化管内の食塩を道連れにして、食塩の害を防いでくれるというのだ。
一方、ベータカロチンといえば、がん予防だけでなく健康づくりに不可欠の緑黄色野菜に豊富に含まれる栄養成分。ベータカロチンには抗酸化作用があり、動脈硬化の予防に役立っている。

●最近の日本食は大丈夫?
しかし、若者や単身赴任者、あるいは独り暮らしの高齢者などでは、主食、主菜、副菜という三本柱は崩れがちだ。特に、若者のなかには、ハンバーガーに象徴されるファーストフードが中心というケースや、肉などの動物性脂肪やジュースなどから砂糖をとり過ぎる傾向が強く、欧米型のワンパターンの食生活がまかり通っている。その結果、若い世代にも糖尿病や動脈硬化、高血圧などの生活習慣病が増えている。
このような傾向に対し、厚生省では、健康の保持・増進のために、最低でも一日30品目の食品をとることを提唱している。遠藤青汁はもともと生菜っ葉をたくさん食べる方法として考えられたもの。新鮮な緑黄食野菜をより自然な形で毎日の食事にとり入れ、健康な毎日を送りたいものです。

(写真/65_kale.jpg)

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これが私の青汁オススメ飲み方【優秀賞発表!!】

前回の青汁新聞で、オススメの飲み方を募集したところ、沢山のあおじら〜の皆様からご意見が寄せられました。ありがとうございます!
「少し飲みにくいかな?」という方、「少し違った飲み方をしてみたい」「お料理に青汁を取り入れたい」という方。ぜひ試してみて下さいね。

●青汁ドレッシング
(徳島県美馬市 青木 様)
遠藤青汁を愛飲して10年になります。お陰様で健康な日々を過ごしており、感謝申し上げます。私の飲み方を紹介します。
毎日お弁当なので、野菜の少ないお弁当には野菜として飲んでいます。そのほか家では、牛乳に混ぜて飲んだり、青汁・オリーブオイル・塩・コショウを合わせてドレッシングを作ります。色も綺麗だし美味しいです。
青汁は私の健康維持に欠かせなくなっています。

●青汁 × 麦茶
(愛媛県松山市 渡部 様)
やっぱり、冷たい麦茶で薄めて飲む!これが一番!4歳の息子は青汁をストレートで飲むので、「パパ、弱虫だね。」と言われ、立つ瀬がないのですが・・・

●青汁 × らっきょう酢
(高知県安芸郡 匿名希望 様)
この春、転勤で別の職場に変わられたAYさん。とにかくお酢が大好きな方で、青汁に「らっきょう酢」を足して美味しそうに飲まれていました。

●青汁 × 牛乳 × はちみつ
(愛媛県西宇和郡 渡辺 様)
私は青汁5年目です!体調は飲みだしてからとても良いです!私のオススメは、青汁(1本)+牛乳(200cc)+はちみつ(大さじ1※お好みで2)。夏は冷たく、冬は温かく美味しいですよ!
シチューの中に青汁1本を入れ、グリーンシチュー風にしても美味しいです。(青汁は仕上げの時に入れます。)

●とにかく飲む
(広島県広島市 宮本 様)
とにかく飲む。息を止めてでも飲む。10日もすれば平気になります。

●一気のみする!
(愛媛県松山市 松本 様)
先入観を捨てて、一気のみする!遠藤青汁は臭いがあまりしないし、くせのない味なので、とっても飲みやすいです。私は野菜ぎらいなので、かわりに青汁を飲んでいます。

●ただただ、一気に
(愛媛県松山市 札本 様)
コツもクソもない。ただじっと見続けて自分に「青汁を飲む」と言い聞かせ、フタを開け一気に飲む。息つぎはしてはいけない。ただただ一気に飲む。

・・・

アンケートと併せて、嬉しいおたよりも届きました。

●青汁で便秘改善
(高知県安芸市 中屋 様(80歳))
以前より便秘でしたが、勧められて、平成12年12月より5年余り。服用し始めると5日位で快便になり、ずっと飲んでいます。
私の友人で同年の人も、便秘が良くなったと喜んでいます。教えて良かったと思っています。

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