青汁新聞【ケールの成分や効果、レシピなどを紹介】

南国中央病院・副院長 速瀬啓純(はやせよしずみ)先生のコラムや遠藤青汁の新商品、ケールを使ったレシピなどを紹介しています。

青汁新聞

【青汁新聞 No.73】 平成20年(2008)8月1日 「熱中症について」

投稿日:2017年9月26日 更新日:

【青汁新聞 No.73】
平成20年(2008)8月1日

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医療現場からのメッセージ
「熱中症について」

〈私がお伝えします〉
南国中央病院・副院長 速瀬啓純(はやせよしずみ)先生
(写真/hayase_dr.jpg)

高温・多湿の環境下で筋肉作業をしたり、スポーツをしたときに起こる体温調節の失調状態を「熱中症」と言い、3つの病態[(1)日射病(熱射病)・(2)熱疲労・(3)熱けいれん]があります。
(1)日射病は体温を調節する中枢の障害であり、意識障害で発症します。他の症状としては、発汗が停止しているため皮膚は暖かく乾燥し、体温(41度以上)・血圧ともに上昇しているのが特徴で、熱中症の中では最も緊急の措置を要します。したがって日射病と判断された場合は、直ちに救急車の手配を行い体温降下処置を行います。日陰の涼しい場所とか、冷房の効いた部屋に患者さんを休ませ、濡れタオルで皮膚を濡らして送風を行うというようなことです。
(2)熱疲労は脱水による心・血管系の虚脱により発症し、皮膚は冷たく湿潤で、体温正常・血圧低下を呈します。自律神経症状が主で脱力・吐き気・下痢・めまい・失神などが認められます。これらの症状は冷所での安静で回復しますが、熱疲労は老人・子供・婦人あるいは病弱な方に多いことが知られています。
(3)熱けいれんは大量発汗後に水分のみ摂取すると体の中のナトリウムが希釈されてしまうことで発症します。皮膚は暖かく湿潤で体温・血圧は正常です。症状としては作業に用いた筋肉(随意筋)の有痛性のけいれんです。発汗が多い時には水分のみ摂取するのではなくて、塩分も取ることを忘れてはなりません。そういう観点から夏場の作業・スポーツ時にはスポーツドリンクを持参されることをお勧めします。水分に加え電解質がバランスよく配合されているからです。また、スイカに塩をふって食することはスポーツドリンクを摂取していることとほぼ等しく、日本人の夏を乗り切るための生活の知恵の一つと言えます。
夏場には夏バテがつきものですが夏バテの正確な病名は「熱衰弱」で、慢性の熱中症による消耗のことです。全身倦怠・食欲不振・胃腸障害が症状です。一般栄養の摂取、得にビタミンB1(ビタミンB1は豚肉やピーナツに多く含まれており、栄養の消化吸収を促進します。)の補充が大切ですし、睡眠も充分に取ることを忘れないで下さい。
今年も酷暑が続きますので体調維持に心がけて乗り切りましょう。
(写真/73_nechuimg.jpg)

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〈今季のひとこと〉
草食みて はじめてさとる 自然良能(かみのみわざ)
(医学博士 遠藤 仁郎 著 「あおむしのねごと」より)

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おたより一挙紹介

●我が家の野菜不足に!(高松市・匿名希望)
最近、世間では食生活の乱れや安全性が問題になっております。私は4年位前から遠藤青汁に興味を持ち、起源と安全性など他メーカーと比較し、無農薬・無添加ということで厳選の上、飲用を続けております。
我が家の食生活においても、新鮮野菜の欠如は否めないと考えております。
今までの慢性胃炎も落ち着いており、缶コーヒー1本程度の金額で、家族の健康が守れるなら損はないと考えております。また、定期的に宅配していただけるのも嬉しく思っております。
毎晩、風呂上がりのビールの代わりに青汁をグイっとやっております。

●私の家では生活必需品!(徳島市・森本 様)
青汁を飲み始めて14年になります。家庭菜園でケールを育てている御夫婦がおられて、御主人が若い頃体調が悪く困っていた時、ケールのジュースが身体に良いとの事で、それからずっと飲み続けて元気になられたそうです。
早速ケール苗を戴いて育てました。ケールの若葉は青虫の大好物です。無農薬でケールジュースを作るのは、とても大変な作業ですので、途中であきらめました。
遠藤青汁さんは、毎朝新鮮な青汁を届けて下さるので、夏場は、娘は青汁にゴーヤ、セロリ、バナナ、牛乳を入れ、ミックスジュースにして飲んでいます。夫はアルコールを飲んだ翌朝は必ず青汁を飲みます。青汁を飲むと体調が良いそうです。昨年結婚した長男は徳島の杉山販売店さんに職場へ配達して頂き、続けて飲んでおります。
青汁さんは、私の家では生活必需品です。青汁さんから元気なパワーを戴いて、家族が健康で過ごせる事に感謝しております。遠藤青汁さんが、益々御発展されます様にお祈り申し上げます。

●信頼できる遠藤青汁!(徳島市・匿名希望)
「健康のために何か気をつけている事は」と聞かれたら、「特にはないけれど、青汁を10年以上続けています」と答えます。
何事もあまり長続きしない私が10年以上も続いているのは、毎日配達されてくる青汁に新鮮さと安全を感じる事ができるからです。何年か前に、水害のためにケールの収穫ができずに配達が中止になった事がありました。その時も青汁への安心と信頼を得る事ができました。
今はまだ何事もなく過ごしておりますが、50代、60代と身体からいろいろな信号が出てくる年代に差しかかった時、普段の生活に気をつけるのはもちろんの事、青汁の力を借りながら、元気に過ごしたいものです。

●私流、青汁の飲み方!(秋月 様)
青汁を飲み続けて4年位になる。正直いって、最初口にした時、味には少し抵抗があった。冷蔵庫から出して直ぐ飲めば、色も濃く味もさほど気にはならないが、弱った胃袋には冷たく重たさを感じてしまう。ふと思いつき「きな粉」を混ぜて飲んでみた。大成功だった。「青汁」と「きな粉」の相乗効果も大いに期待できるし何よりも『うまい』と感じて飲むのが体にいいはず。飲んだ後に残る「きな粉」の香りに懐かしい昔を思い出す。

●朝から快調!(広島市・上本 様)
青汁を飲みだして、はや10年近くなりました。最初の頃は、何本か捨てる事もありました。でも、飲み始めてからは、体調も良く、朝から調子良くすっきりと出るのにはびっくりしました。
それからというものは、飲んで「うぅ〜まずい!」と言いながら飲んでます。でもクセになるというか、他の人は「よくもこんなのを10年も続けるよ〜」と言う人が多い中、自分でも思いつつ、まだまだ続けて行きたいと思ってます。

〈ケール生産者様からのおたよりです〉
●安心して飲んで頂けるものを!(天望農園・神谷 様)
私が千葉県松戸市から旧大正町に移り住み、無農薬・無化学肥料・除草剤を使わずに農業を始めて8年が過ぎ、そしてケールを栽培するようになって5年が経ちます。その間、収入になったことも、甘くみて殆ど収入にならなかったこともあります。
ケール自体、栽培は難しくありませんが、春から初夏にかけて一番、虫や草が活発に動き出す時なので、有機栽培の基本を学び、実行する一番良い作物と思っております。
定植後の管理、そして今の時期の中耕・除草・追肥、これから本格的にチョウと青虫の駆除・・・短期勝負のために、このどれか一つでも手を抜いたりタイミングを誤ると大きく収入に響いてきます。私もケールを栽培するようになって、やっとその重要性を身に染みて判ったのです。
特に大変なのが虫の駆除で、約1.2反のケール畑には捕虫網を7〜8本立ててあり、どこででもチョウを追いかけられるようにしてありますし、朝や夕方、また雨の日は青虫取りの毎日です。「お父さんが死ぬ時は、きっと『青虫が迎えに来たよ〜』とうわごとを言いながら死ぬんだろうな」と家族に話す程です。綺麗な足のチョウが迎えに来てくれれば良いのですが・・・。
そんな私の姿を見て、近くのお年寄りが「何で薬を使わないんだ」と言うので「このままジュースにしてお客様が飲むのだから、薬なんか使えませんよ」と答えたところ、「死なない程度にやれば良いだろう」と言われ、返す言葉もありませんでした。しかし、自分が食べれない物を作りたくはありませんので、今の信念でこれからもケールを育てていきますので、どうかお客様方の御支援を心からお願い申し上げます。

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夏季青汁配達について

平素は当社遠藤青汁をご愛飲いただき誠にありがとうございます。

当社青汁はケール100%無添加の為、大変デリケートな製品となっております。気温が上がりやすい夏季配達中は配達員も保冷管理などには大変気を配っておりますが、万が一お客様がお手に取られた際に温まっている等お気づきの点がございましたら、気軽に配達員、もしくは空ビンにメモなどでお知らせ下さい。ご協力の程よろしくお願いいたします。

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