【青汁新聞 No.74】
平成20年(2008)11月1日
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医療現場からのメッセージ
「喫煙と肺癌」
〈私がお伝えします〉
南国中央病院・副院長 速瀬啓純(はやせよしずみ)先生
(写真/hayase_dr.jpg)
今回は【たばこ】の話です。
WHO(世界保健機構)は、たばこに対しては極めて厳しい姿勢ですが、お酒に対してはそうではありません。これはWHOの立ち上げの時にヨーロッパのたばこ組合は寄付金を出さなかったのに対して酒造組合は多額の寄付金を出したことに起因しているという逸話があります。
さて、本題に入りましょうか。
わが国の肺癌死亡率は近年急速に増加しており、悪性新生物による部位別の死亡で1位となっています。その最大の原因は喫煙であることが明らかになっており、喫煙者の肺癌発症率は非喫煙者と比べて男性で4〜5倍、女性で2〜3倍となっています。さらに、ブリンクマン指数(※)が高いほど、また、喫煙開始年齢が低いほど肺癌発症率が高いことが知られています。尚、緑黄野菜を毎日摂っている人は、そうでない人と比較して肺癌の発生率が低いことも知られています。ただし30万本以上吸った場合はその差は認められません。
たばこ煙には200種類を超える発癌物質が含まれていることが知られています。そのうち、ニトロソアミンとベンツピレンという物質は、発癌との関連がすでに証明されています。近年、低タールフィルター付きたばこが多くなっていますが、フィルターはたばこ煙中の大きな粒子は除去できるものの小さな粒子は通り抜けてしまうため、肺の奥の方に発生する癌の予防にはなりません。この種の肺癌は増加しており、ニトロソアミンとの関連が示唆されています。また、肺癌の60%以上で癌抑制遺伝子の異常が認められますが、この癌抑制遺伝子をベンツピレンが障害することが明らかにされています。
肺癌の原因の大半がたばこにあることは確定しており、徹底した禁煙指導が重要と言われています。また、先に述べたように現在喫煙中の方は緑黄野菜の摂取も大切です。この点においても青汁の摂取は推奨されます。
(写真/74_kinen.jpg)
(※)ブリンクマン指数とは
1日の喫煙本数×喫煙年数=ブリンクマン指数と言い、600以上は要注意となっています。ブリンクマン指数600とは喫煙総本数が600×365(1年は365日)=21万9千本ということを意味しています。
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〈今季のひとこと〉
たべものに無くてはならぬは安全で 質のすぐれた濃い青ナッパ
(医学博士 遠藤 仁郎 著 「あおむしのねごと」より)
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おたより一挙紹介〈Part.2〉
沢山のおたよりありがとうございます!前回大変ご好評頂きましたおたより紹介のコーナー。今回も引き続きご紹介します!
●1つ位は体に良い事を(広島市・中嶋様)
飲み友達から、遠藤の青汁をすすめられ、2年以上になると思います。
飲む前は、まずいものだと固定観念を持っていましたが、飲んでみると別に気にならない程度のものでした。
毎日の生活の中で、煙草や酒を飲みますので、必ずビタミンやアミノ酸等の不足・食生活の栄養素の不足は気になっていたので、1つ位は体に良い事をしようと思って続けています。おかげで現在、大病もなく元気に過ごしています。
●季節の移り変わりを体感(高松市・中家様)
高松に引っ越してきてから5年目になりますが、最初の年から飲み続けています。昔、冷凍の青汁を解凍して飲んでいたことがありましたが、苦いばかりであまりよく味わったことはありませんでした。でも、遠藤青汁は冬は甘みが増したりと味がその時々で変わり、季節の移り変わりを体で感じています。
離乳食の頃から飲み始めた1歳8カ月になる娘も、口の周りを真緑に染めながら、毎朝おいしそうに飲んでいます。青汁と健康に感謝!
●小さな瓶に、大きな健康(井原販売店様)
今日も、青汁のお届けに車を走らせる私。
お客樣に青汁をお手渡しする。
キャップをとる。
『グイッ』と飲みほす。
満足そうなお顔。
空瓶も嬉しそう!
この時、青汁をお届けしている事に、充実感を頂く。
私も、青汁を飲む。
『美味しかった!』
空瓶を眺めながら、この青汁で高度の貧血が回復。
青汁に出会えてよかったと思う。
「小さな瓶に、大きな健康」
私は、この言葉が大好き!
●私の元気は青汁のお蔭!(石田泉販売店様)
青汁の配達の仕事をするようになって1年になります。
最初の頃は、青汁が飲めませんでした。水で薄めたり、牛乳を入れたりしてなんとか飲んでいるうちに、最近ではストレートで飲めるようになりました。
長く飲んでいらっしゃるお客様のお話は、すごく勉強になりますし、青汁を勧める以上自分の体験もお客様に伝えていきたいと思っているのですが、まだ日が浅いせいか正直なところ変化がわかりません。しかし、先日友人から「あなたが元気なのは、青汁を飲んでいるからでしょう。」と言われ、その友人も青汁を飲み始めました。
毎日、元気に仕事が出来るのは、青汁のお蔭なのだと思い、これからも続けていきたいと思います。
●未知の成分の働き!?(柿本様)
およそ3年前、すすめられるまま500㎖の青汁をジョッキで飲んでみた。
いかんせん、名前は聞いたことがあったが、それは一度も口にしたことがなかった。味もさることながら、臭いも何とも言いがたいものだったのを覚えている。2時間ほどで結果が出た。その時の感覚は、完璧な腸掃除が行われたといったものだった。腹痛をともなわない不思議なものに感じた。
その後、体調はすこぶる良く、以前からの持病の胃痛が改善された。昔は家族の中で一番にかかった風邪もひかなくなった。学生時代から野球のキャッチャーというポジションの関係でマスクを着けていたせいか、ニキビがよくできていた。年齢を重ねて、ニキビが吹き出物と呼び名が変わっても減りはしなかった。しかし、ここ数年は、出る事もなくなったように思える。青汁の持つ、未知の成分「痕跡ミネラル」の働きだと体感している。
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健康に暮らす為の五箇条
【壱】1日30食品を目標に。
【弐】日常の生活活動に見合ったエネルギーを。食べ過ぎに気をつけて、よく体を動かしましょう。
【参】脂肪は量と質を考えて。動物性の脂肪より植物性の油を多めに。
【四】食塩は1日10グラム以下を目標に。調理の工夫で、むりなく減塩。
【伍】こころのふれあう楽しい食生活を。家庭の味、手作りのこころを大切に。
〈あなたの健康のパートナーに遠藤青汁!〉