青汁新聞【ケールの成分や効果、レシピなどを紹介】

南国中央病院・副院長 速瀬啓純(はやせよしずみ)先生のコラムや遠藤青汁の新商品、ケールを使ったレシピなどを紹介しています。

青汁新聞

【青汁新聞 No.76】 平成21年(2009)5月1日 「妊婦さんに大切な葉酸」

投稿日:2017年9月26日 更新日:

【青汁新聞 No.76】
平成21年(2009)5月1日

****************************

医療現場からのメッセージ
「妊婦さんに大切な葉酸」

〈私がお伝えします〉
南国中央病院・副院長 速瀬啓純(はやせよしずみ)先生
(写真/hayase_dr.jpg)

[おなかの中の赤ちゃんには、「葉酸」が必要不可欠です。]

葉酸はビタミンB群に属する水溶性ビタミンであり、核酸の合成にも関わっていて、細胞分裂に重要な働きをしているため、胎児の成長・発達には不可欠な栄養素です。したがって、妊婦が葉酸の欠乏状態になると脳や脊椎などの中枢神経が順調に形成されなくなることが知られています。(神経管閉鎖障害といいます。)
胎児の中枢神経は妊娠4〜7週で形成されると言われています。すなわちこの時期に先天異常の多くが発症します。一方、妊娠の前から妊娠3ヶ月頃にかけて適量の葉酸を摂ることによって中枢神経の形成不全の発症のリスクが低くなることも明らかとなっています。
しかしながら、日本では神経管閉鎖障害である二分脊椎という先天異常が増えていますし、低出生体重児(2,500g未満の出生児)も増加しています。これは日本人女性の食事量が減って、葉酸などの様々な栄養素が不足しているためと考えられます。
日本人の一般女性は葉酸を1日当たり240μg摂取することが推奨されています。また妊娠可能な女性の場合は1日400μgの葉酸を摂ることが勧められています。ところが、18〜29歳の女性の約50パーセントは推奨量に達していませんし、妊婦・授乳婦では75パーセント以上の人が不足しているのです。
葉酸は、水溶性ビタミンで、体内に貯めておくことはできません。毎日の食事などから摂取する必要があります。葉酸は野菜にたくさん含まれていて、野菜を毎日350g摂ることが出来れば葉酸400μgを確保できます。しかし、20〜39歳の女性では、250gしか摂れていない状況であり、現代の若い女性の食生活から葉酸400μgを摂取するのはむずかしいと言わざるを得ません。そこで食事に加えて栄養補助食品で400μg摂ることが勧められています。
遠藤青汁は若い女性にこそ毎日飲んで頂きたいと思います。
(写真/76_ninpu.jpg)

****************************

〈今季のひとこと〉
しあわせのもとは健康 そのまたもとは 良質ナッパ うんと食うこと
(医学博士 遠藤 仁郎 著 「あおむしのねごと」より)

****************************

〈おたより紹介〉
お客様や販売店様の声を、ダイレクトにお伝えします!

●野菜不足を実感して・・・(高知市・藤田様)
日頃は、晩酌、喫煙、運動不足、肉食大好き。と体に悪いことばかりで、野菜不足を補おうと飲み始めた青汁です。かれこれ20年近く続けていますが、まずいと感じたこともなく、健康管理に欠かせないものになっています。
体調も良く、これも青汁のおかげだと感謝しながら、毎日1本飲んでいます。

●私と青汁の出会い(高松市・平井様)
私は今から8年前に、コレステロールが高いと健康診断で言われました。それで散歩したり、体重をおとしましたが、あまりかわりませんでした。
そんなある日、友人が青汁を飲んでいるときいて、ためしてみました。そうすると3ヶ月程して、コレステロールが基準値までさがりました。それから、胃腸の調子も大変良くなり、体全体がかるくなりました。
青汁がお休みのときは、またくるのが楽しみです。これからも、ずっとつづけていきたいと思っています。

●万能薬ではないけれど(愛媛・工藤販売店様)
この仕事を始めて12年になります。それとともに、青汁に出会い、飲み始め、どんな効果があるのかよくわからないまま飲んでいました。
あるとき、そういえばアレルギー性鼻炎で季節の変わり目や冬場など、鼻をズルズルいわせていたのが、いつのまにか治っていることに気付きました。胃も弱かったのが、それも気にならなくなっていました。
それでも昨年、Ⅰ型の糖尿病になり、友人から青汁を飲んでいたのに、と驚かれました。決して万能薬ではなく、野菜不足を補うぐらいのつもりで飲んでいれば良いと思います。

●プラス青汁で根気良く!(愛媛・上松販売店様)
私自身、青汁を配って18年になります。
お陰様で、この年まで病気もせず毎日健康でいます。基本的に食生活に気を付けているのと、なおかつ、プラス青汁を飲み続けているので、元気なのだと思います。
青汁は薬ではないので、すぐどこどこに効くというものではなく、『継続は力なり』という言葉通り、根気よく飲むことで身体全体のバランスが良い方に向かっていくということなのでしょう。
最後になりますが、ご愛飲者のご健康をお祈りしています。

****************************

高知県に待望の青汁スタンドがオープン!
おいしいジュース  まずいジュース あります。

「青汁×フルーツ・ベジタブル」
おいしい青汁ドリンクを飲んでみてね!

ケール100%の新鮮な遠藤青汁と、旬の果物や野菜をブレンドした、おいしくて飲みやすい元気ドリンク!ビタミン・ミネラルたっぷりの青汁フレッシュジュースを是非お召し上がり下さい。
(写真/76_aoshirudr.jpg)

[MENU]
S/350円 M/400円(プラス50円で豆乳入りも出来ます)
・青汁ストレート
・青汁リンゴ
・青汁みかん
・青汁パイン
・青汁ブルーベリー
・青汁しょうが
・青汁バナナ
・青汁きな粉
旬の野菜を使った「ヘルシー野菜サンド」ほか、軽食メニューもあります!

・・・

青汁堂
高知市帯屋町2丁目4-12(ひろめ市場南隣)

-青汁新聞

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

【青汁新聞 No.60】  平成17年(2005)1月1日  明けましておめでとうございます

【青汁新聞 No.60】 平成17年(2005)1月1日 **************************** 明けましておめでとうございます 遠藤青汁高知センター 代表取締役 野村かよ ご愛飲者 …

no image

【青汁新聞 No.80】 平成22年(2010)5月1日 「健康寿命と食塩について」

【青汁新聞 No.80】 平成22年(2010)5月1日 **************************** 医療現場からのメッセージ 「健康寿命と食塩について」 〈私がお伝えします〉 南国中央 …

no image

【青汁新聞 No.48】  平成14年(2002)1月1日  風邪の予防と対策    

【青汁新聞 No.48】 平成14年(2002)1月1日 **************************** 風邪の予防と対策 新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します! …

no image

【青汁新聞 No.67】 平成19年(2007)2月1日 「真の健康とは」

【青汁新聞 No.67】 平成19年(2007)2月1日 **************************** 青汁読本最新刊「もっと緑を!」発売 (以下本文引用) 「真の健康とは」 青汁に憑かれ …

no image

【青汁新聞 No.58】  平成16年(2004)7月1日  青汁についてのお話   

【青汁新聞 No.58】 平成16年(2004)7月1日 **************************** 青汁についてのお話 島根医科大学名誉教授 遠藤青汁友の会会長 遠藤治郎 博士 (写真 …