【青汁新聞 No.85】
平成23年(2011)8月1日
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医療現場からのメッセージ
「長寿遺伝子」
〈私がお伝えします〉
南国中央病院・副院長 速瀬啓純(はやせよしずみ)先生
「人は血管と共に老いる」という言葉があります。医学者のオスラーが残した名言で、動脈硬化などによる血管の老朽化が加齢の根幹であると言っています。
医学研究の進んだ現代では、血管の壁に悪玉コレステロールを取り込んだ免疫細胞が沈着を続けて血管の内腔が狭くなる動脈硬化と筋肉や肝臓にあってエネルギーを産生しているミトコンドリアから放たれる活性酸素による臓器の障害が加齢の柱であることが証明されています。また、これらのことがらがコントロール出来れば人間の寿命は100歳まで延びるという説もあります。
そんな夢のような働きを持っている遺伝子が2000年に発見されました。マサチューセッツ工科大学のレオナルド・ガレンテそしてワシントン大学の今井眞一郎という研究者が発見したもので、先日のNHKの番組でも放映されていたので日本でも大きな話題になってくることが予想されます。
この遺伝子は生体を若返らせる様々な働きを指揮していることからサーチュイン(=指揮者)遺伝子と呼ばれています。これが長寿遺伝子なのです。ところが、残念なことにこの遺伝子は通常の状態では機能していません。食事の摂食量を25%程度減らす、すなわち摂取カロリーを減じると働き出すのです。【注:体力が低下した状態の人や成長期の子供は食事摂取量を減らしたりしないで下さい。】日本で昔から言われている「腹八分で医者いらず」が科学的に示されたのです。
生物の歴史はある意味で飢餓環境をどう乗り越えて種を維持していくかという歴史でした。従って、軽い飢餓状態で生体が活性化された(元気になった)種が存続してきたことが考えられます。ちなみに、この遺伝子は現存する地球上の全ての生物が持っているとのことです。
成人の方、特に20代後半から60代前半の方はお腹いっぱいに食べることを止めて「腹八分」を心掛けてみて下さい。きっと病気と縁の薄い将来が約束されます。
「腹九分」近くまで食べたい方は食前に青汁を飲まれるのも良いでしょう。
「腹八分」の食事で健やかに。
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〈今季のひとこと〉
青食の おしえかしこみ闇(病) ゆけば いずくともなくさし来る光
(医学博士 遠藤 仁郎 著 「あおむしのねごと」より)
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青汁仲間、大集合!「あおじら〜広場」
こんにちは!梅雨が明けてやっと夏らしくなりました。
7月20日の大型台風到来は、原料ケールにどれほどの被害があるのか心配されましたが、思ったより被害が少なかったようです。青汁を待ち望んでいて下さる皆さんの為にも、毎日休みなく、新鮮な青汁をお届けしたいと思っています。そんな思いを御理解していただいているような嬉しいお便りをいただきましたのでご紹介します。
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便秘になりやすいので、突然の訪問で試飲させていただき「これはいい!」と思いました。国産ケールを使用されるというので「年によってはケールにも出来不出来があるのでは?」と少々意地の悪い質問をしましたが、「そうです。だから休ませていただく事もあります」との返事。「信じられる!!」と思いました。これからも安心できる中身の濃い製品をよろしくお願い致します。(広島市・H様)
〈編集人〉H様、ありがとうございます!
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一日3食野菜がとれない事があり、その時に、食前に飲ませて頂いてます。飲みやすくてとてもいいです。青汁を飲むのが日常の行動の一部です(笑)(香南市・S様)
〈編集人〉そうそう!青汁をご愛飲頂いているお客様からこういうお声をよく聞きます。毎日野菜はとらなければと思っていても、忙しくて思うようにならないことも多いですよね。手軽に野菜がとれるのは嬉しいですね。
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職場に配ってくれるので、勤務日には必ずいただいています。去年の4月からなので、もう1年過ぎました。コレステロール値が高めだったのが、少しづつ下がっています。季節ごとの味の違いがわかるようになりました。冬の青汁は甘みがあって美味しかったです。(徳島市・Y様)
〈編集人〉青汁の味の違いがわかるようになったら真のあおじら〜ですね!これからもますます健康でお仕事頑張ってくださいね!
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(松山市・U様)
〈編集人〉素敵な絵てがみを頂きました。ありがとうございます!
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ご愛飲者様へ
アンケートのご協力ありがとうございました!
この度は、5月に実施致しましたアンケート調査にご協力頂き、誠にありがとうございました。
今回お寄せ頂きました、たくさんの貴重なご意見・ご要望を基に、より良いサービスの向上に努めて参りますので、今後とも弊社製品をよろしくお願い致します。
★ご回答頂いた方へのプレゼント当選者発表については、8月上旬にご連絡の上、お届け致します。
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ケールの産地(栽培地)について
日頃は遠藤青汁をご愛飲頂きまして、誠にありがとうございます。
さてこの度、製造者の責務と致しまして、製品の原料であるケールの産地(栽培地)につきましてお知らせしたいと思います。
製品の味は、季節・栽培地・天候により違います。
4月以降、気温の上昇とともに春はやや青臭く、夏はやや苦く感じられることがあると思います。また、この時期には瓶の底や中間層に白く沈澱していることがありますが、これはケールに含まれる澱粉質です。安心してお飲み下さい。
今後とも変わらぬご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。
株式会社 遠藤青汁高知センター(フリーダイヤル0120ー44ー7758)
7月〜10月の期間は、徳島県阿波池田、高知県長岡郡大豊町が主な栽培地となります。
※栽培期間中は農薬を使用しておりません。肥料は有機値100%を使用して栽培しております。
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遠藤青汁高知センター 代表取締役 就任御挨拶
株式会社遠藤青汁高知センターは創業36年目になります。この36年間は日本及び世界中で様々なことが起こり、そしてこれからの36年、これまで以上の激しい変化があると考えます。私ども遠藤青汁高知センターは、そんな大きく揺れる時代だからこそ、近くばかりを見ず、遠く先を見通すことが大切だと考え、先日決起集会を行い、これからのビジョンを発表しました。次の36年、人々のライフスタイルはどう変わるのか。それに自分たちはどう貢献できるのか。そして、遠藤青汁が今後100年成長し続ける企業になるための設計図として、あらためて原点に立ち戻って、これからのことについて考えてみるべき時だと思っています。又、今後は人々の幸せのために、健康と食を考える機会を作ることも私たちの使命であると考えています。
人と人をつなぐことで、世界の一人でも多くの人に満面の笑みを、かけがえのない幸せを。遠藤青汁高知センターは、次の36年、志を同じくする世界中の人々と一緒に、そのことを徹底的に追求し、成長し続ける企業を目指します。
これからも立ち止まることなく、志の実現に全力投球していく所存です。皆様のより一層のご支援、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。
株式会社遠藤青汁高知センター 代表取締役 野村 勝己