青汁新聞【ケールの成分や効果、レシピなどを紹介】

南国中央病院・副院長 速瀬啓純(はやせよしずみ)先生のコラムや遠藤青汁の新商品、ケールを使ったレシピなどを紹介しています。

青汁新聞

【青汁新聞 No.56】  平成16年(2004)1月1日  謹賀新年     

投稿日:2017年9月26日 更新日:

【青汁新聞 No.56】
平成16年(2004)1月1日

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謹賀新年

皆様方におかれましては、清々しい新年を迎えられた事とお喜び申し上げます。
昨年は、11月に社員総出での虫取りと、草引き。農薬は一切使わないで作った当社のケールは秋にもかかわらずたくさんの虫たちがそのあふれる栄養をむしばみにくるのです。ひとむねに3時間もかかって、虫をとり草を引き、終わったころには汗びっしょりの泥だらけ。疲労困憊に自分の歳を感じました。
毎年ケールが不足しがちな9月10月には畑を大目に確保しておりますが、特に今年は大変な冷夏であったため、コナガの影響などで畑が壊滅。原料のケールがいつ底をつくかもしれない…そんな不安の中での営業となりました。
おかげさまで、配達日を含め3日しか日持ちしない、頑固な青汁を皆様のご家庭に毎日かかさずお届けする事ができました。これもひとえに各地からいただいたたくさんの方々の御協力と契約農家様のなみなみならぬ努力のお陰と本当に感謝しております。そしてこの不景気の波を受けても尚、変わらず当社遠藤青汁を愛してくださっているご愛飲者の皆様がたに感謝の気持ちで一杯です。ご商売とは人と人との真心のお付き合いから成り立っているのだと改めて感じました。
私共、遠藤青汁高知センターは2004年も皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。
(遠藤青汁高知センター 代表取締役 野村かよ)

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当社の現在の体制

【効率的な各部署の体制の確立】
・社員が互換性をもって全員で仕事に取り組む体制づくり。
・経費の節減。
・効率的な営業戦略として、CM作成。一月からの放送を予定している。

【原材料供給の安定】
・契約農家さんの高齢化
山の上の方はどうしてもご高齢の方が多く、今期も三人ほど契約農家さんがやめられましたので、現在はなんとか別の方に作って頂いていますが、近い将来また新規に開拓の必要があります。畑はあるが、つくり手がいない状況。
・保険地の確保
その年によって台風や気候の関係でケールが足りないことが起こり得る可能性があります。その保険地として現在各地域で試験栽培をお願いしています。

【新商品の開発】
・ケールの花芽
春先の二十日間くらいしか取れない花芽。すごくおいしい。栄養価も満点。市場には出回っていません。注文受け付け、予約開始は平成十六年二月一日から。是非お試しください。

【その他】
・新潟支社
青汁新潟センターを設立したいと、当社の先代を頼ってきた松田社長。
今期から当社の青汁を送って、新潟で営業中。順調にのびています。今年春には工場を設立したいという目標で頑張っておられます。
※広島支社は現在順調に本数を延ばしております。

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第1回 遠藤青汁勉強会

12月10日(水)、松山市で遠藤先生をお迎えしての「第1回 遠藤青汁勉強会」を開催しました。
社員・販売店合わせて23名の出席で、食事もしながらリラックスした雰囲気で、日頃お客様から寄せられる質問や疑問に遠藤先生は一つ一つ丁寧に答えてくださいました。今回はそのたくさんの質問のなかからいくつかご紹介します。
(写真/56_benkyokai1.jpg)

【質問】『何に効くか』と聞かれたときどう答えればよいのですか?
【回答】食を完全にして身体の不調をなくす。
身体の調子を整えておけば病気を治しやすくします。
食の自然化のためには、栄養のバランスを完全にし、熱量、蛋白質にたいし、十分のアルカリ、ミネラル・ビタミンを配すること(完全化)。
つとめて自然の安全食品を選び、汚染食品・加工・貯蔵食品・既成のインスタント食品など、有害有毒あるいはその恐れのある食品はできるだけさけるべきであろう(安全化)。
そのため、私としては、多年、十分の良質ナツパをとること、それも、なるべく多くを生で食べ、青汁にしてのむこと(緑葉食・青汁)。すすんでは、主食品はイモ、蛋白食品は大豆を主とし、十分の良質ナツパをそえる。イモ・マメ・ナツパ・青汁食。それが難しいようであれば、せめて、青汁だけでもたくさん、一日少なくとも2〜3合(もとのナツパ500〜750グラム)以上飲むこと。また調理は簡単に、味付けはうすくすべきこと、をすすめている。そうすれば、すべての食品が完全に代謝され、・・・・「血」がきれいになり、すべての機能がよくなり、抵抗力・生命力をもりあげる根本となるといえるだろう。

【質問】1日に青汁を1〜2本飲んでいますが血圧が高くて医者にかかっており1日1回薬を2年近く飲んでおります。薬はあまり飲みたくないのですが、1日1〜2本では少ないでしょうか?(薬を飲んでいる時↓上140下70・薬を飲まない時↓上170下70)
【回答】お薬と青汁をこのまま続けた方がよい。
青汁を増やすことは大いによい事ですが、継続できるかがポイント(続けることが大事)です。適度な運動も心がけてください。

【質問】20代女性です。潰瘍性大腸炎と診断され、治療にとステロイド剤をもらっていますが、薬を使わずに青汁で治そうと思いますが、如何ですか?
【回答】原因不明の難病の一つとされています。すぐにステロイドを止めるのではなく、青汁と一緒に併用することをお勧めします。
それから、計画的に徐々に減らしていく。食生活による体質改善が大切です。
以上のように、青汁と薬の関係についての質問が結構ありましたが、大切なことは青汁は薬ではありません。日頃の食生活の完全化のお手伝いをするものです。したがって、1日2〜4本程度であればお薬との併用は何ら問題ない。ということです。

●参加された販売員さんからの感想
配達員である私たちが、愛飲者に安心して青汁を飲んでいただけるようこれからは知識も大切であると感じました。今後も定期的な遠藤先生との勉強会を継続していきたいと思います。

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